古着を買うときにはブランドのものにしている

ブランドは人間のエゴです

古着を買うときにはブランドのものにしている ブランドの意味は他と区別することだといえます。差別化と一言で言われますが、何のための差別化かという事だと思います。商品やマーケティングの世界ではより高付加価値のためにブランド化するのかもしれませんし、数値化されない、例えば教育などの分野においてはブランド化というのは唯一無二を志向するためのものと言えるでしょう。

人間の嗜好や志向というものは意外と単純な構造で、要は二極化なんだと思います。良いものとそれ以外のも、優秀なものとそれ以外のもの、といった感じです。ブランド化とはその価値基準を一般化、グローバルスタンダード化することを目指しています。ブランド化は求める側とそれを作り出す側の双方の想いや欲求によって生み出されるのですが、その根っこは結局、人間のエゴでしょう。

エゴが善か悪かという議論は置いておいても、ブランド信仰という言葉もあるようにブランドには負のイメージが伴う場合もあります。しかしながら、人間の生存本能としては、やはりセレブに憧れるわけで錯覚でもいいからブランドを身に纏っていたいわけです。ブランドの創生には並々ならぬ時間と労力を要しますが、その中でも恒久的地位を得るかどうかは如何に熱狂的信者を作るかどうかに掛かっているのです。
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